ギデオン BLOC system
メールアーカイブ / メールアーカイブPlus LunchBOX
業界最小サイズの新型パワーアップモデル。
透過L2ブリッジタイプなのでネットワークの環境を変更せず、どこにでも設置導入可能。
製品案内
特徴
送受信メールデータを安全かつ効率的にアーカイブします。
メール及び添付ファイルを対象にした全文検索機能と、ストレージ論理パーティション単位*(注)でデータとインデックスを構成するため、 複数ボリュームを検索対象にできます。
アーカイブだけでなくメールのナレッジベース化により業務効率を支援します。
*(注)論理パーティション単位は一台のハードディスクを論理的に分割した単位を意味します。
透過型アプライアンス(BLOC system)のシステム信頼性を強化
製品の特徴は、接続ボックス的に設置されるPortControlにあります。この装置はパケットのポート番号を判別し、メール送受信データをBLOC systemに転送します。この装置はネットワーク上では透過的なので、ネットワーク上の任意の場所に設置ができます。さらに、BLOC systemに対するインテリジェントな制御機能も備えています。
- BLOC system 動作不能の場合、自動でハブに切り替える機能
- 複数台のBLOC systemを接続することでホットスタンバイ形式のHA構成が可能
- カスケード接続で、負荷分散を実現
全自動でアーカイブできボリューム管理もメンテナンスフリー
ギデオンメールアーカイブを導入することで、メールデータは、ヘッダ、本文、添付ファイルを自動でインデックス作成し指定ボリュームに保存します。添付ファイル形式によってはインデックス化されるため、全文検索の対象になります。 指定ボリュームの容量内でローテーションしながら書き込む指示、もしくは開始日付で自動で追加ボリュームに切り替えることが可能です。
マルチボリューム、マルチインデックス検索で世代管理が容易
データおよびインデックスは、ローカルおよびネットワーク上のストレージに保存できます。ストレージごとまたはパーテーションごとにストレージVol(ボリューム)をつけることができます。これにより、保存期間単位(例:1ヶ月分ごとにパーテーションを割り振る)で、検索対象ボリュームを絞込むことで検索時間が短縮でき、古いデータのストレージは取り外して保存でき省電力が図れます。保存しているボリュームを接続することで、過去のデータも含め、一括検索ができます。 アプライアンス版では外付けHDD(USB接続)やiSCSI/SANなどのネットワークストレージに対応しています。
メールデータをナレッジベースとして活用
ギデオンメールアーカイブは、コンプライアンスの強化や内部統制の強化はもとより、ユーザー利用メリットを引き出すことを主にしています。メールを自動で取得し、インデックスを自動生成し、ストレージ上にデータベース化して保存することで全文検索が容易になり、ナレッジベースとして利用できます。ユーザーが意識的に操作することなくアーカイブ・全文検索が可能です。今後、ナレッジベースに必要なメール以外のデータ取得、検索が可能な拡張機能をサポートする予定です。
高速全文検索を実現
検索方法は、Google Desktop検索のような柔軟で網羅的な検索データベースが自動構築されます。メールクライアントの種類やOSプラットフォームなどに依存しない環境で検索ができます。マルチストレージに対応したインデックス構成により高速な分散検索が可能となりました。10万通のメールに対する全文検索が1秒以内で検索できます。*(注 当社調査による)検索は本文の全文検索、フィールド単位(From/To/CC/Subjectなど)、添付ファイル名検索などクロス検索が可能です。
検索アクセス制御により自在な運用が可能
アカウント毎、グループ毎にアクセス制限を設定する機能を備えました。内部統制のポリシーに基づいた自在な運用が可能です。 ・事業部、部門、課などのグループ単位、複数グループ、プロジェクト単位、メーリングリスト単位で検索アクセス範囲を制限できます。 ・上司は部下のメールを検索できるが、部下は検索対象を制限するなどのアカウント毎の設定が可能です。
より安全に必要なメールだけをアーカイブ
アーカイブ前にウイルスチェックを行いますので、保存されたメールデータからのウイルス感染を防ぎます。また標準装備のアンチスパム機能により、不要なスパムメールはアーカイブしないので、効率よくアーカイブできます。
主な機能
- アカウントの追加時に、WEB登録、メール通知、パスワード変更がWEBでおこなえます。
- WEBインタフェースの柔軟な検索条件の指定による検索ができます。
- アクセス権限に応じて検索範囲の自在なグループ分けが可能です。
- メールを暗号化して保存できます。
- メールウイルスのチェック後に通知されるウィルス検知の警告メールの保存・非保存を選択できます。
- メールスパム検知後にスパムメールの保存非保存を選択できます。
- メール保存時にメール毎にチェックサムを計算し保存しておくことで、表示時に保存されたメールの改竄を検出できます。
- メールのインポート機能、エクスポート機能を提供します。
- アプライアンスの場合は、SSL、TLS等POPS およびSMTPSも対応しています。
- BCC の検索も可能です。